ARCHITECTURE

一級建築士事務所

小さい空間に展示スペースを作ることとなったが、取り扱う商品が平面作品とアパレルであり、両極の空間を求められた。また既存壁面がもろく、大正時代に施工された内装の装飾を活かしつつも展示できる壁面を作る必要があった。

そこで斜めの壁面と裏表で2つの空間を作り、フレームをベースとした片付けられる什器で空間を構成することとした。什器は透明感のあるパンチングメタルで作り、「背景としての存在感」を持たせ、今後のいかなる展示にも対応できるような配慮しています。

新規壁の表側space1の裏側はspace 2「裏側の空間」として、space1と対をなす空間とした。展示、商談(オフィス)在庫展示、休憩など特に用途を縛らず使えるようにしている。

同じ建物の3fにも系列店があり、そちらとリンクした使い方も想定している。

GALLERI 206 _dieci

gallery